カウンティング
主にテーブルゲーム、特にブラックジャックなどで利用される攻略法の一つにカウンティング手法があります。中でも有名なのがハイローシステムという手法です。
これは場(テーブル)に出ているカードからシュー(場に出ていない残りのカードが入った箱)の中にあるカードを予測する手法です。そのため都度シャッフルされるタイプのゲームの場合は使えない手法です。というよりも都度やり直すことになるので現実的でないという方が正しいかもしれません。
ただこの有効性の高さから多くのオンラインカジノでは禁止されており、露骨に使用するとアカウント停止の可能性があるほど強力な手法ということです。
利用する場合はベット額の変動が不自然(変動が激しいなど)は避けるなど工夫が必要です。ブラックジャック、ポーカー、バカラなどで利用できますが、個人的にはカウントする対象が少なかったブラックジャックが一番使いやすかったです。ただ上記で書きましたが、カジノ側で禁止されていることが多い手法なので、万一ばれるとアカウント停止の可能性が高いため、個人的には有効性を無料版で確認にとどめ、リアルプレイ(有料版)の時は本手法は避け、それ以外の攻略法を活用しています。
ハイローシステム
カウンティング手法として有名なハイローシステムの具体的なやり方ですが、場(テーブル)にでたカードをカウントし、合計値を求めることでプレイヤーに有利か不利かを判断していきます。
ブラックジャックの場合
上記、画像の通りにカウントしていき、合計値について、「+」が大きい場合はプレイヤーに有利(ディーラーがバーストしやすい)、「-」になっている場合はディーラーが有利(プレイヤーがバーストしやすい)と判断します。
ポーカーの場合
欲しいカード、ポーカーの場合は強い役を作るためのカード(アウツ)がターンの時に来る確率がアウツ×2%、リバーの時来る確率がアウツ×4%という考え方が、2倍4倍の法則でポーカーにおけるカウンティング手法です。
ターンは最初の時点(フロップ)の次に配られる4枚目のコミュニティカード(場の中央に出ているカード)で、リバーがその次に配られる5枚目のコミュニティカードです。
最初の時点(フロップ)のイメージ
ここからターン、リバーと続きます。ただ実際にやってみた感じではフロップの時点でほとんどハンドが完成する印象で、おおよそターンの時点で結果が決まる印象でした。ハンドはワンペア、スリーカードといった組み合わせのことです。
実際にやってみるといったとしてもターンまででリバーに行く前に勝敗が決まる回がほとんどだったのでフロップ時点でハンドの71%が完成するといわれるのも納得しました。
ノーハンドやハンドとして弱いと判断した場合はコミュニティカードと手元のカードからアウツが出る確率を2倍4倍の法則を使って、ターンに進むかの判断という流れになりますね。
バカラの場合
シューの中にあるカードについて4以下が多い場合はプレイヤーに有利で6以上が多い場合はバンカーに有利とされています。場に出たカードとデック数からシューにあるカードがどの数字が多く残るかを予測し、勝率を上げていきます。
カウンティング手法では4以下が多く場に出ている場合は「+」が大きくなっているのでシューの中には6以上の数字が多いと予測できるのでバンカーが有利と予想できます。
一方で6以上が多く場に出ている場合は残るシュー内のカードは4以下が多く残っていると判断できるのでプレイヤーに有利と予想できます。
シュー内の残り数を把握するにはデック数の把握が重要です。多くは6デック(312枚)または8デック(416枚)です。これらはゲーム内ヘルプのルールの箇所に記載されていることが多いです。
ベラジョンで確認しましたが、ヘルプのルールのところにデック数の記載がありました。デック数という表現やデッキ数と表現されています。
ただ、かなりの枚数なのでカウンティングするにも序盤は予測がかなり難しいですが、終盤になれば予測がしやすく、勝率が上げることができるようになります。