自賠責保険は日本における強制保険であり、車やバイクを所持している限り原則として解約はできません。しかし、廃車や抹消登録、保険の重複といった正当な理由があれば解約手続きが可能です。
例えば自分で廃車手続きを済ませたあと、保険会社に自賠責保険証明書・本人確認書類・廃車証明書などを郵送すれば、残り期間分の保険料の一部が返金されます。ただし返戻金は1か月以上の残存期間がある場合のみです。
ユーザーとしての感想・声
・必要な書類を集めるのと、郵送手続きの手順が思ったより多く、少し面倒に感じました。
・保険代理店では直接手続きできないため、保険会社の窓口やWeb申請が基本となります。加入時よりも手間がかかる印象です。
・廃車証など「証明書類の厳密な管理」が重要。特に引っ越しや長期間放置した場合、紛失に注意する必要がありました。
自賠責保険と任意保険の比較
任意保険は、自賠責の範囲外である「車やモノへの損害」や「自分自身の補償」「示談交渉」まで対応してくれるので、セットで加入する人が大半です。
まとめ
自賠責保険の解約は、正当な理由があれば返戻金もあるため無駄にはなりませんが、手続きはやや煩雑と感じました。任意保険との仕組みの違いを理解した上で、保険の「二重契約」や満了時期に注意し、社会インフラとしての役割も意識していきたいと強く思います。
